茨城新聞 2024年06月25日掲載
量刑の行方、勝敗に影響 海野氏 米大統領選を展望 茨城・つくばで県南西政懇
27日に開かれる討論会は、相手候補の発言中はマイクの音を切るほか、メモを持ち込めない。立ち位置はコイントスで決められ、バイデン氏は右側に。「視聴者はテレビ画面の右側を見る傾向がある。一方、最終弁論はトランプ氏で終わり、事前に原稿は持ち込めない」と注目点を説明した。
バイデン氏は討論会で、トランプ氏を重罪犯罪人として強調し、不正直と信頼性の欠如に焦点を当てると予測。自身を民主主義的なリーダーとし、トランプ氏を独裁的なリーダーに描き、無党派層や郊外に住む女性などの支持を得る。
「強いリーダー」を強調するトランプ氏は、不倫口止め料を巡る会計不正処理事件で有罪評決を受け、来月に量刑が決まる。「前大統領や初犯の点から、収監はないが、禁固刑になる可能性は高い」と推測した。