茨城新聞 2021年06月16日掲載

鹿行政懇 「最悪の事態想定を」 高橋氏、五輪テロ警戒訴え
テロの未然防止や円滑な交通対策の必要性を訴えた高橋清孝氏=神栖市大野原
鹿行政経懇話会の6月例会が15日、茨城県神栖市大野原1丁目のアトンパレスホテルで開かれた。元警視総監の高橋清孝氏が「東京2020オリンピック・パラリンピックの安全な開催にむけて」をテーマに講演。テロ防止など大会を安全に開催するために「最悪の事態を想定した対応を」と訴えた。

高橋氏は、テロや過密日程、会場の分散など大会開催に当たっての課題を提起。安全な大会を実現するためにセキュリティーや交通、突発事態・感染症など各種対策の必要性を挙げ、中でも「テロは絶対に発生させてはいけない」と強調した。

近年のテロは、駅やショッピングモールなど「ソフトターゲット」と呼ばれる施設が狙われやすくなっており、五輪でも「警備の中心になってくる」と予測。交通対策では、東京都内で住民や企業の活動も行われているため「混雑回避には、開催時間や駅の混雑状況を的確に情報発信することが大事」などと述べた。

また、危機管理の在り方としては「トップが覚悟を決めて逃げないことが大事」と語り、想像力を発揮して危機回避や被害の最小化に取り組む必要性を指摘した。

■鹿行政懇出席者(順不同、敬称略)
池田☆(功の力が刀)(池田経営管理事務所長)
原浩道(潮来市長)
錦織孝一(鹿嶋市長)
篠塚洋三(鹿嶋市議会議長)
水島正人(鹿嶋市商工会長)
下河茂樹(鹿島都市開発総務企画部総務担当部長)
岡村弘志(鹿島埠頭代表取締役社長)
菅谷仁(鹿島臨海通運常務取締役)
角田英樹(鹿島臨海鉄道代表取締役副社長)
野口雅利(幸武建設代表取締役社長)
野口貴久子(幸武都市開発アトンパレスホテル代表取締役社長)
石津健光(常総開発工業取締役会長)
小松崎徹(常陽銀行鹿島支店長)
榊原勝男(榊原商店代表取締役)
高橋修一(高橋建設代表取締役)
岸田一夫(鉾田市長)
岩間勝栄(鉾田市議会議長)
長峰茂通(ほこた農業協同組合代表理事組合長)
【掲載は会員名】