茨城新聞 2020年09月11日掲載

手洗い徹底呼び掛け 医師の岩崎氏、コロナ対策で講演
日立で茨城県北政懇
新型コロナウイルスとの向き合い方について講演する岩崎恵美子氏=日立市旭町
茨城県北政経懇話会の9月例会が10日、日立市旭町2丁目のホテル天地閣で開かれ、健康予防政策機構(仙台市)代表で医師の岩崎恵美子氏が、新型コロナウイルスとの向き合い方をテーマに講演した。飛沫(ひまつ)感染のリスクが叫ばれる一方、汚染された物や場所に触った手指から生じる接触感染が主な感染経路だとして、手洗いの徹底を呼び掛けた。

岩崎氏は、感染症流行の歴史や、2000年にエボラ出血熱が流行したウガンダで医療活動に従事した経験を説明。グローバル化により、感染症を持つ人が海外から流入する可能性があることから「感染症に対して無防備であってはいけない時代」と指摘した。

新型コロナについて、ドアノブや手すりなどにウイルスが付着している可能性があるとして「触ってしまうのはしょうがない。『自分の手が一番汚い』との認識、自覚を持つことが大切。石けんで十分なので手をよく洗って」と呼び掛けた。

また「(集団感染が発生した)クルーズ船で一番汚染されていたのはトイレ、バスルーム」とし、排せつ物にウイルスが含まれることから「店舗などのトイレは気を付けて使ってほしい」と注意喚起した。