茨城新聞 2026年06月25日掲載
中間選挙後も変化なし 前嶋氏 トランプ政権分析 茨城・つくばで県南西政懇

講演する前嶋和弘氏=つくば市小野崎
トランプ政権は、市民の分断の深まりを受け、「熱心な支持者だけを見ている」と指摘。上下両院で共和党が安定多数を維持できない中、議会に頼らず、「いい加減な大統領令を出すことで、何でもできるように見せている」と解説した。
イランとの戦闘終結に向けては、「何らかの落としどころを探っている」とした上で「イスラエルの行動」が鍵になるとした。
日米関係を巡っては、米中関係の変化や高市首相の台湾有事発言で「日本はパートナーではなく、トランプ政権のカードになった」と分析。一方で、中ロ以外の多くの国では日本への好感度が高まっているとし「外交上のバランスが取れており、(多くの国からの)日本への期待は高い」と強調。今の日中関係を修復すれば「厳しいことを言える立場」になり、中堅国の核として行動することが「日本外交の生きる道になる」と期待した。