茨城新聞 2026年05月01日掲載

大鵬に匹敵する大横綱に 荒井氏、大の里に期待 茨城・つくばで県南西政懇
講演する荒井太郎氏=つくば市小野崎
県南西政経懇話会の4月例会が30日、茨城県つくば市小野崎のホテルグランド東雲で開かれ、相撲ジャーナリストの荒井太郎氏が「大の里と大相撲新時代」と題して講演した。横綱大の里関は「将来的には大鵬に匹敵するくらいの大横綱になる可能性がある」とし、今後の活躍に期待を寄せた。

3月場所休場の原因となった左肩痛の現状について「肩を使わなければ治るが、本調子からは遠い」と説明。大の里関にとっては初めての試練で「相撲人生最大の岐路に立っている」と指摘した。けがによる休場から復活を遂げた横綱大鵬関や輪島関を例に挙げ、「今は我慢の時。焦らずに将来を見据えて心身の回復に努めてほしい」とした。

今後大の里関のライバルとなる力士として、関脇琴勝峰関、熱海富士関の名前を挙げた。前頭の義ノ富士関は「個人的には大の里最大のライバルになると思っている」といい、体の柔軟性やバランス感覚などを評価した。

同県土浦市出身の小結高安関については、持病の腰痛のケアが課題とした上で、「今でもここ一番での立ち合いは最強。いかにして土俵に立てる状況を維持できるかだ」と語った。