茨城新聞 2026年04月24日掲載
若手社員の定着解説 宍戸氏 雑談の大切さ強調 神栖で鹿行政懇

講演する宍戸拓人氏=神栖市大野原
経営学に関する海外の研究を基に、OJT(働きながらの研修)が丁寧であればあるほど会社に対する若手社員の愛着は湧くが、主体性が減り「指示待ちになる」と説明。一方で、厳しいOJTはつらいが「(社員は)自分で考える力が身に付く」と述べた。
また、先輩社員から若手社員へ、業務内容に限らず「仕事に対する態度や構え、学び方が間接的に伝わる」と指摘。そうした情報は業務時間外の雑談を通して効果的に伝わるとし、誰もが相手に共感して聞くことも重要だとした。
休暇や余暇が重要視され、「雑談が時代遅れになってしまった」と現状を分析。雑談が果たした役割の価値は変わらず、社員の関係性など会社ごとの状況を踏まえ、代替的な施策や仕組みを行うよう求めた。