茨城新聞 2026年02月18日掲載
地震被害防ぐ対策を 岡村氏 想定と備え重要 茨城・神栖で鹿行政懇

講演する岡村行信氏=神栖市大野原
冒頭、地震予知について「短期的に発生場所を当てることは現在の地震学では不可能」と前置きした。その上で観測データや史料、過去の痕跡などを基に、将来起こり得る被害について想定する必要を訴えた。
関東地方は複数のプレートが重なる世界的にも特異な地域だと説明。活断層の地震、プレート同士の境界で発生する地震、プレート内部の地震が、それぞれ茨城県に影響を与えるとした。
関東大震災(1923年)を引き起こした地震と類似するとされる元禄関東地震(1703年)について「発生100年後以降に、地震活動が活性化した」と指摘。関東大震災から100年以上経過していることから、次の地震への警戒を呼びかけた。
このほか、揺れや津波の浸水域などのハザードマップを示し、備えの重要性を訴えた。